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講師紹介

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池田 清彦

講演日 2008/12/09 (火)

池田 清彦
イケダ キヨヒコ

早稲田大学国際教養学部 教授

講師略歴

1947年       東京足立区に生まれる
1971年       東京教育大学理学部生物学科動物学専攻卒業
1976年~79年   東京都立高等学校教諭
1977年       東京都立大学大学院理学研究科博士課程(生物学専攻)単位取得満期退学
1979年~81年   山梨大学教育学部講師
1981年~90年   山梨大学教育学部助教授
1990年~04年   山梨大学教育学部(1998年より教育人間科学部)教授
2004年~      早稲田大学国際教養学部教授

主な研究テーマ :
理論生物学、生命の形式についての研究、昆虫の生態学と分類学

講演内容

「環境問題の本質~エネルギーと食糧~」

専門家筋によれば、石油はあと10年もすればピークアウトすると予測されている。石油が枯渇すればエネルギー
と食糧の価格は高騰し、失業者があふれ、沢山の人が飢餓に直面し、世界はパニックに陥るだろう。これを避ける
には代替エネルギーを開発する必要があるが、そのためのインフラを整備するためには現在のところ石油エネル
ギーを使うほかはない。21世紀の覇権を握るのは今ある石油を潤沢に使って、代替エネルギーのインフラをいち
早く立ち上げるであろう国なのだ。二酸化炭素の削減という流行に惑わされてそのことを見失うと国益を損なうこと
となるだろう。

主要著書

構造主義生物学とは何か』海鳴社、1988年
構造主義と進化論』海鳴社、1989年
構造主義科学論の冒険』毎日新聞社、1990年(1998年・講談社学術文庫)
分類という思想』新潮社(新潮選書)、1992年
新しい生物学の教科書』新潮社、2001年(2004年・新潮文庫)
生命の形式』哲学書房(哲学文庫)、2002年
やがて消えゆく我が身なら』角川書店、2005年(2008年・角川文庫)
環境問題のウソ』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2006年
ほんとうの環境問題』(共著)、新潮社、2008年
遺伝子がわかる!』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2008年
正義で地球は救えない』(共著)、新潮社、2008年

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