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講師紹介

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名和 高司

講演日 2016/07/28 (木)

名和 高司
ナワ タカシ

一橋大学大学院国際企業戦略研究科 特任教授

講師略歴

1957年生まれ。
1980年東京大学法学部卒業。
ハーバード・ビジネス・スクール修了(ベーカースカラー授与)。
三菱商事の機械(東京、ニューヨーク)に約10年間勤務。
2010年まで、マッキンゼーのディレクターとして、約20年間、コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。日本、アジア、アメリカなどを舞台に、多様な業界において、次世代成長戦略、全社構造改革などのプロジェクトに幅広く従事。
2010年6月より、一橋大学大学院国際企業戦略研究科特任教授に就任。同校においては、「問題解決」と「新興国戦略」を担当。2014年より、30社近くの日本企業の次世代リーダーを交えたCSVフォーラムを主催。

(株)ファースト・リテイリング、(株)デンソー、味の素(株)、NECキャピタルソリューションズ(株)の社外取締役。ボストン・コンサルティング・グループなど複数社のシニア・アドバイザー。
IPR(Industry Process Redesign)という手法を提唱し、METIと共同で、6産業の業界構造変革の道筋とその経済効果を発表。多様な業界において、業界再編・異業種共創を提唱し、複数のM&A、アライアンス案件を支援。

最近は、顧客価値を高めつつ、提供コストを徹底的に切り詰める「スマート・リーン」イノベーションを、次世代成長を駆動するモデルとして提唱、消費財メーカーや流通業を含め、幅広い業界で実践を支援。企業における実践を支援する組織として、「(株)ジェネシスパートナーズ」及び「ネクスト・スマート・リーン(株)」を設立し、その代表取締役に就任。日本・アジア・欧米を代表するグローバル企業の次世代成長を支援 。

講演内容

「CSV経営 -高収益と社会問題の同時解決を目指す」

「共通価値の経営」(Creating Shared Value)という最先端の経営モデルを踏まえ、日本企業が次世代成長を目指す上で、いかに社会課題を解決しつつ、経済価値を追求するかについて議論する。本セッションでは、ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授が提唱する基本モデルを吟味し、欧米、日本のベストプラクテイスを紹介する。そのうえで、CSV実現にむけた経営、戦略、組織課題を取り上げ、日本発グローバルモデルの在り方を考察する。

主要著書

高業績メーカーはサービスを売る』(共著)、ダイヤモンド社、2001年
マッキンゼー戦略の進化』(共著)、ダイヤモンド社、2003年
学習優位の経営』ダイヤモンド社、2010年
日本企業をグローバル勝者にする経営戦略の授業』PHP研究所、2012年
失われた20年の勝ち組企業100社の成功法則 「X」経営の時代』PHP研究所、2013年
CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する』東洋経済新報社、2015年
成長企業の法則―世界トップ100ランキングに見る経営のセオリー』ディスカヴァー・トゥエンティワン社、2016年
など著書・寄稿多数

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