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講師紹介

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井手 英策

講演日 2022/04/12 (火)

井手 英策
イデ エイサク

慶應義塾大学経済学部 教授

講師略歴

1972年福岡県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。日本銀行金融研究所に勤務。その後、東北学院大学、横浜国立大学などを経て、現職。専門は財政社会学、産業社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。
著書に『経済の時代の終焉』(岩波書店)、『18歳からの格差論』(東洋経済新報社)、『分断社会を終わらせる』(筑摩書房)、『財政から読みとく日本社会』(岩波書店)、『富山は日本のスウェーデン』(集英社新書)、『どうせ社会は変えられないなんてだれが言った?:ベーシックサービスという革命』(小学館)などがある。2015年大佛次郎論壇賞、2016年慶應義塾賞受賞。

井手英策研究会

講演内容

「幸福のための財政改革 ~ベーシックサービス~」

人口減少、経済の停滞、将来不安の増大・・・私たちはまさに<縮減する世紀>を生きていかねばなりません。私たちは、<悲しみの時代>を<喜びの時代>に変えるために、何ができるのでしょう。財政システムに光をあてながら日本社会の問題の根源に迫り、改革の処方箋をみなさんに提示したいと思います。未来は常にいまの延長線上にあります。いまこの瞬間にできること、なすべきことを考えたい、そんなみなさんとの出会いを愉しみにしています。
 
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※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)

主要著書

高橋財政の研究 昭和恐慌からの脱出と財政再建への苦闘』有斐閣、2006年
財政赤字の淵源 寛容な社会の条件を考える』有斐閣、2012年
日本財政 転換の指針』岩波書店(岩波新書)、2013年
日本財政の現代史1 土建国家の時代 1960~85年』有斐閣、2014年 
経済の時代の終焉(シリーズ 現代経済の展望)』岩波書店、2015年 
18歳からの格差論 日本に本当に必要なもの』 東洋経済新報社、2016年
財政から読みとく日本社会-君たちの未来のために』 岩波書店(岩波ジュニア新書)、2017年
幸福の増税論 財政はだれのために』岩波書店(岩波新書)、2018年
富山は日本のスウェーデン 変革する保守王国の謎を解く』集英社(集英社新書)、2018年
いまこそ税と社会保障の話をしよう!』東洋経済新報社、2019年
欲望の経済を終わらせる』集英社(集英社インターナショナル)、2020年
ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ』毎日新聞出版、2021年
どうせ社会は変えられないなんてだれが言った?:ベーシックサービスという革命』小学館、2021年
壁を壊すケア:「気にかけあう街」をつくる 』岩波書店、2021年

<共編著>
中央銀行の財政社会学 現代国家の財政赤字と中央銀行』(共著)、知泉書館、2006年
希望の構想 分権・社会保障・財政改革のトータルプラン』(共編)、岩波書店、2006年
交響する社会 「自律と調和」の政治経済学』(共編)、ナカニシヤ出版、2011年
雇用連帯社会 脱土建国家の公共事業』(編著)、岩波書店、2011年
 The Political Economy of Transnational Tax Reform: The Shoup Mission to Japan in Historical Context., co-editor with W. Elliot Brownlee and Yasunori Fukagai, Cambridge University Press, 2013.
 Debt and Deficits in Industrialized Democracies, co-editor with Gene Park, Routledge, 2015.
分断社会を終わらせる 「だれもが受益者」という財政戦略』(共著)、筑摩書房(筑摩選書)、2016年
財政赤字の国際比較 民主主義国家に財政健全化は可能か』(共編)、 岩波書店、2016年
分断社会・日本-なぜ私たちは引き裂かれるのか』(共著)、岩波書店(岩波ブックレット)、2016年
市民自治講座 後編』(共編著) 、公人社、2016年
分断社会ニッポン』(共著)、朝日新聞出版社(朝日新書)、2016年
大人のための社会科 未来を語るために』(共著)、有斐閣、2017年
「分かち合い」社会の構想 連帯と共助のために』(共編)、岩波書店、2017年
未来の再建 暮らし・仕事・社会保障のグランドデザイン』(共著)、筑摩書房(ちくま新書)、2018年
 Worlds of Taxation: The Political Economy of Taxing, Spending and Redistribution since 1945, co-editor with Gisela Huerlimann and W. Elliot Brownlee, Palgrave Macmillan, 2018.
リベラルは死なない 将来不安を解決する設計図』(編著)、朝日新聞出版社(朝日新書)、2019年
ソーシャルワーカー 「身近」を革命する人たち』(共著)、筑摩書房(ちくま新書)、2019年
平成史 完全版 』(共著)、河出書房新社、2019年

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