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「いまこそ経営に哲学を!」 今日、哲学的なドラッカー経営学は非科学的で役に立たないといわれている。果たしてそう なのか。この2年間、米国留学中に私が思ったことは、やはり日本企業には哲学が必要だ ということ。というのも、米国流の科学的で経済合理的マネジメントだけでは、企業は合理的 に不正を犯したり、合理的に失敗したりするからである。この不条理から抜けだすには、どう しても人間主義的で哲学的マネジメントが必要となる。このことについて、お話してみたい。 ■ この講演にご関心をお持ちの方へ 経営の修羅場をくぐり抜けてきた人には「哲学」がある ・5/16(金) 坂本 幸雄氏 「エルピーダの戦いを振り返って」 ・7/11(金) 松井 忠三氏 「シンプルな仕組みが会社を変え、人を育てる」
『市場と財務の相互作用』千倉書房、1992年 『日米独組織の経済分析』文眞堂、1998年 『組織の不条理』ダイヤモンド社、2000年 『比較コーポレート・ガバナンス論』有斐閣、2004年 ※第1回経営学史学会賞受賞 『<業界分析>組織の経済学-新制度派経済学の応用』(共著)、中央経済社、2006年 『組織の経済学入門-新制度派経済学』有斐閣、2006年 『「命令違反」が組織を伸ばす』光文社(光文社新書)、2007年 『なぜ上司とは、かくも理不尽なものなのか』扶桑社(扶桑社新書)、2007年 『戦略学―立体的戦略の原理』ダイヤモンド社、2008年 『組織は合理的に失敗する』日経新聞社(日経ビジネス人文庫)、2009年 『戦略の不条理―なぜ合理的な行動は失敗するのか』光文社(光文社新書)、2009年 『企業の不条理―「合理的失敗」はなぜ起こるのか』(共著)、中央経済社、2010年 『なぜ改革は合理的に失敗するのか―改革の不条理』朝日新聞出版、2011年 『失敗の本質―戦場のリーダーシップ篇』(共著)、ダイヤモンド社、2012年 『日本と日本軍の失敗のメカニズム 事例研究』(共著)、中央公論新社、2013年
『組織は合理的に失敗する』菊澤研宗著、日本経済新聞社(日経ビジネス人文庫)、2009年 『なぜ改革は合理的に失敗するのか―改革の不条理』菊澤研宗著、朝日新聞出版、2011年 『経営哲学の授業』経営哲学学会編、PHP研究所 2012年 『失敗の本質―戦場のリーダーシップ篇』野中郁次郎編著、ダイヤモンド社、2012年
菊澤研宗のブログ http://kikuzawa.cocolog-nifty.com/
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