講演日 2015/12/17 (木)

前野 隆司
まえの たかし

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授


講師略歴
1962年山口市に生まれる。
1984年東京工業大学工学部機械工学科卒業。
1986年東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、同年キヤノン(株)入社。
1993年博士(工学)学位取得(東京工業大学)。
1995年慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て
2008年よりSDM研究科教授。
2011年4月よりSDM研究科委員長。
この間、1990年-1992年カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、2001年ハーバード大学Visiting Professor。

ヒューマンシステムデザイン研究室(ヒューマンラボ)のHP : http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/

講演内容
「幸せの日本論―日本の個人と企業はいかにあるべきか」

日本人は決断が遅い、人の目を気にする、考えがはっきりしないなどと言われます。これらは本当に悪い特徴なのでしょうか。実は、中心が無(無常、無我、無私)で世界一サステナブルな国家日本の特徴なのではないでしょうか。そして、合理的・個人主義的・相互独立的な方向に行き過ぎた現代社会が学ぶべき、協調的・集団主義的・相互協調的な世界観の体現なのではないでしょうか。これらの視点から幸せな日本の未来について語ります。

主要著書
脳はなぜ「心」を作ったのか』筑摩書房、2004年(2010年・ちくま文庫)
錯覚する脳』筑摩書房、2007年(2011年・ちくま文庫)
脳の中の「私」はなぜ見つからないのか?』技術評論社、2007年
記憶 脳は「忘れる」ほど幸福になれる!』ビジネス社、2009年
思考の整理術』朝日新聞出版、2009年
思考脳力のつくり方』角川書店(角川oneテーマ21)、2010年
脳は記憶を消したがる』フォレスト出版(フォレスト2545新書)、2013年
「死ぬのが怖い」とはどういうことか 死の哲学』講談社、2013年
幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』講談社(講談社現代新書)、2013年
システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」』日経BP社、2014年
幸せの日本論 日本人という謎を解く』KADOKAWA(角川新書)、2015年