講演日 2017/04/19 (水)

山田 邦雄
やまだ くにお

ロート製薬株式会社 代表取締役会長兼CEO


講師略歴
1956年大阪府生まれ。
1979年3月、東京大学を卒業後、1980年にロート製薬株式会社に入社。
営業現場を経て、商品開発・マーケティング等に携わる。
1990年慶應ビジネススクールMBA(経営学修士)を取得。
1991年6月取締役就任、営業全般の指揮を執る。
専務、副社長時代は海外への展開をはかり、中国、ベトナム等に進出。
1999年6月代表取締役就任。
新規分野であった化粧品ビジネスへの大幅シフトをすすめ、主力事業に転換。
2009年6月、10年任期の予定通り53歳で社長交代、代表取締役会長兼CEO就任。米国メンソレータム社会長兼務。

現在、アグリビジネスや再生医療ビジネスを加速させるだけでなく、将来に亘りグローバル社会を牽引しうる人材の育成など、自社ビジネスの枠を超え、広く社会に貢献するための新たな取り組みに力を入れている。

ロート製薬株式会社|公式企業サイト http://www.rohto.co.jp/

講演内容
「真のダイバーシティに向けて」

ロート製薬は、今年、創業118周年を迎えました。その歴史は、「こだわり」「挑戦」「人がやらない事をやる」といった挑戦心を持つ先人達によって作られてきました。常識破りの化粧品、誰もが無理だという難易度の高い課題へも「難しいからこそやる」と挑戦し、成功と失敗を積み重ねてきましたが、昨年、『NEVER SAY NEVER』を新CIに掲げ、新たな一歩を踏み出しました。“世の中を健康にするために自分の進むべき道を見据え、どんな困難にもめげずに常識の枠を超えてチャレンジし続けること”、これは、ロートに流れるDNAを表す言葉であると同時に、これから私たちが挑む未来に向かう宣言でもあります。

今、世間では、働き方改革が声高に叫ばれ、ダイバーシティの推進やテレワークの拡張といった取り組みが進められています。少子高齢化が進み、ある意味成熟した我が国にあって、人々の健康と経済成長に向けた新たなイノベーションを生み出すために、こういった動きは加速していくのではないかと考えています。弊社も、(上述の)新CIの発表と同時に、社内ダブルジョブ制度や社外チャレンジワーク制度(副業OK)といった新しい制度を導入し、多様な働き方推進にチャレンジしています。
会社の事業や組織、制度などは、内外の環境変化に応じてだんだんと変わります。しかし、その根幹である企業(ロート)が本当に何をしたいのか、何をめざしているのかという点は、全く変わっていません。毎日私たちは、商品をつくり、情報を発信し、お金を動かし、特許を取得し・・・と様々なものを日々生み出しています。しかし、本当に生み出している大事なものは何なのでしょうか? 私たちの果たすべき責任とは何なのでしょうか? 人を大切にする(活かす)とはどういうことなのでしょうか?・・・ 多忙な環境に置かれながらも、日々自己革新に取り組まれている皆様とそんな根源的な問題について考える機会になればと考えています。続きは是非、会場で!