講演日 2017/06/14 (水)

水鳥 寿思
みずとり ひさし

リオ五輪体操男子日本代表監督
慶應義塾大学総合政策学部 専任講師


講師略歴
1980年静岡県生まれ。日本体育大学卒業、日本体育大学大学院博士後期課程満期退学。
徳洲会体操クラブ(~2012年5月)。
両親ともに元体操選手でクラブを経営。6人兄弟のほとんどが体操選手という、まさに体操一家で育つ。
華々しい成績の兄弟に対し、結果が出ない苦悩の中、高校進学をきっかけに実力をつけ始める。
三度にわたる大怪我で選手生命を危ぶまれたが、克服して日本代表に選出。
アテネ五輪団体決勝でつり輪に出場したほか、世界選手権でも数々のメダルに輝いた。
ロンドン五輪の最終予選を最後に引退。
史上最年少の32歳で日本体操協会の体操男子団監督・強化本部長に抜擢され、2015年世界選手権では37年ぶりの団体金メダル、リオ五輪では自身が選手として獲得したアテネ五輪以来12年ぶりの団体優勝に導いた。

主な成績
2001年 北京ユニバーシアード(団体)銀メダル
2002年 釜山アジア大会(団体)銅メダル、(個人総合)5位入賞
2004年 アテネオリンピック(団体)金メダル
2005年 メルボルン世界選手権(個人総合)銀メダル
2006年 オーフス世界選手権(団体)銅メダル
2006年 ドーハアジア大会(団体)銀メダル、(個人総合)銀メダル、(鉄棒)金メダル
2007年 シュトゥットガルト世界選手権(団体)銀メダル、(個人総合)銅メダル、(ゆか)銅メダル、(鉄棒)銅メダル
2010年 広州アジア大会(団体)銀メダル、(個人総合)銅メダル

表彰
・紫綬褒章
・JOCスポーツ賞・年度賞 特別栄誉賞(体操競技男子団体チーム)
・JOC オリンピック特別賞(体操・男子団体総合)
・読売新聞・日本スポーツ賞
・上月財団 上月スポーツ賞(2回)

講演内容
「体操ニッポンを率いて」

昨年行われたリオ五輪では体操男子団体は12年ぶりの金メダルを獲得した。個人総合でも内村航平選手が大会2連覇を果たすなど、大きな成果を上げた。今大会は団体総合金メダルを最大の目標として臨んだ。団体予選ではミスが相次ぎ4位通過となり、一時はメダル獲得すら危ぶまれたが、見事逆転優勝を果たすことができた。日本代表男子監督として選手とともに戦うなかで様々な成果と課題が見えた。2020東京五輪に向けて何を目指し、どのように取り組むべきか、監督の立場から考える。