講演日 2017/10/11 (水)

藤川 佳則
ふじかわ よしのり

一橋大学大学院国際企業戦略研究科 准教授


講師略歴
1969年 京都府生まれ。
1992年 一橋大学経済学部卒業。
1994年 同大学大学院商学研究科修士。
2000年 ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)。
2003年 ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。
ハーバード・ビジネススクール研究助手、ペンシルバニア州立大学講師、オルソン・ザルトマン・アソシエイツ(コンサルティング)、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 専任講師を経て、現職。 
 
専門は、サービス・マネジメント、マーケティング、消費者行動論。
主な著作:『マーケティング革新の時代』(共著、有斐閣)、『マーケティング・ジャーナル』(日本マーケティング協会)、『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』(ダイヤモンド社)、『Harvard Business Review』(Harvard Business Publishing)などに執筆。

講演内容
「価値づくりの未来:デジタルが破壊する経営論理」

いま、デジタル技術の革新によって新しい産業革命が進行しつつあるといわれます。本セッションでは、まず、地球規模かつ数十年単位で進む変化を3つのキーワード ― 「SHIFT」(世界経済はサービス化へ)、「MELT」(産業の垣根は曖昧に)、「TILT」(世界経済の中心が南半球に) ― を通して紹介します。次に、そうした変化の激しい環境において、新たな「価値づくり」を牽引する先進事例を、「サービス・ドミナント・ロジック(SDL)」や「マルチ・サイド・プラットフォーム(MSP)」の視点から読み解きます。最後に、SDLや MSP の観点から自社の未来を捉えた場合、どのような機会や課題がみえてくるか、皆さんに問いかけます。

主要著書
主な著作・翻訳
● Fujikawa, Y., Ono, J., and Akutsu, S. (2016) "Context Management Approach to Value Co-creation: Toward Dynamic Process Model of Customer as Value Co-creator," In Kwan, S.K., Spohrer, J.C., Sawatani, Y. (Eds.) Global Perspectives on Service Science: Japan, Springer.
● Suzuki, S., Kanno, S., Mizukoshi, K., & Fujikawa, Y. (2016) "Consuming “to have no self”: Kawaii consumption in Japanese women’s identity work." Advances in Consumer Research, accepted and in publication.
● Fujikawa, Y., Oue, S., and Nishiyama, K. (2016) "Value Co-creation on Open Innovation Platform: Agent-Based Modelling on Behavioral Patterns of Customer, Corporation, and Regulator, International Conference on Service Science and Innovation, Proceedings, accepted and in publication.
● 高広伯彦・藤川佳則 (2016) 「デジタルマーケティング: マーケティングの民主化」『一橋ビジネスレビュー』2016年秋号、pp.57-67
● 西山浩平・藤川佳則 (2016) 「サービス・イノベーションの社会受容デザイン─ 価値共創の第三のアクター「レギュレーター」の役割 ─」『マーケティング・ジャーナル』139号、pp.45-63.
● 藤川佳則 (2016)「サービス・ドミナント・ロジック: IoT時代の新たな価値づくり」『DIAMONDハーバードビジネスレビュー』「別冊 IoTの競争優位」2016年1月号、pp.60-63.

推薦図書
● 「新しい産業革命: デジタルが破壊する経営論理」藤川佳則・野間幹晴(編)、『一橋ビジネスレビュー』2016年秋号、東洋経済新報社
● 藤川佳則 (2016)「サービス・ドミナント・ロジック: IoT時代の新たな価値づくり」『ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー』「別冊 IoTの競争優位」2016年1月号、ダイヤモンド社