講演日 2017/10/25 (水)

川上 全龍
かわかみ ぜんりゅう

妙心寺本山塔頭 春光院 副住職


講師略歴
1978年生まれ。高校卒業後に渡米、アリゾナ州立大学にて宗教学、主に宗教紛争について学ぶ。
7年半の米国での生活の後、2004年に帰国。
2005年より宮城県・瑞巌寺専門道場にて修行を行う。
2006年に実家である春光院に戻り、その春より英語による坐禅会を開始。
2007年に同院の副住職に就任。

現在では、年間約5,000から5,500人の訪日外国人に坐禅や禅哲学、そしてマインドフルネスをいかに日常生活に取り込むかを、脳科学や心理学を交えながら国内だけでなく海外でも指導を行う。 
また米国を中心とした様々な大学とサマープログラムなどを春光院で共催。
トヨタ自動車をはじめとする企業やHBS、IESE、Wharton、Haas、やSloanなどのビジネススクールに「一如(OnenessまたはInterdependency)の考え方」や「おもてなしの精神」を経営などにいかに活用するかなども指導している。

その他、2008年より米日財団主催の米日リーダーシッププログラムのメンバーとしても活躍。
2010年より、LGBTの権利の支持のため、同性同士の仏式結婚式や葬儀(埋葬)などを英語と日本語で行っている。
2016年、Search Inside Yourself Leadership Institute SIY Engage Porgram修了。
同じ年、サンディエゴで開催されたダライラマ法王と脳科学者のフランシスコ・ヴァレラが設立したMind & Life Instituteの主催するISCSで、日本人で初めての講師として招待され、禅とマインドフルネスについて講演をする。
2017年より慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)付属研究所のリサーチャー。
同じく2017年より同志社大学Well-being研究センターの研究員となる。

講演内容
「マインドフルネスと禅の思想」

MBSR(マインドフルネスベースストレス軽減法)やMBCT(マインドフルネスベース認知療法)などの手法ばかりが注目されるマインドフルネスですが、マインドフルネスの重要なポイントは考え方の変化です。日本では禅がベースになっていると言われがちですが、上座仏教、道教を始めとする東洋哲学と西洋哲学の両方の考えの入り混じったものです。その考え方の部分に焦点を当てて議論を進めていこうと思います。

主要著書
世界中のトップエリートが集う禅の教室』(協力:石川善樹氏)、角川書店、2016年