講演日 2017/10/31 (火)

荻野 アンナ
おぎの あんな

作家、慶應義塾大学文学部 教授


講師略歴
1956年横浜市生まれ。
フランス政府給費留学生としてパリ第4大学に留学し、ラブレーを研究。
1986年ソルボンヌ大学 博士号取得。
2002年より、慶應義塾大学文学部 大学教授。
1991年『背負い水』で芥川賞受賞。
2002年『ホラ吹きアンリの冒険』で読売文学賞受賞。
2005年11代目金原亭馬生師匠に弟子入り、金原亭駒ん奈を名乗る。
2007年フランス教育功労賞シェヴァリエ叙勲。
2008年『蟹と彼と私』で伊藤整文学賞受賞。

講演内容
「落語家の人育て」

落語家は「馬鹿じゃ出来ない、利口な人はやらない」と志ん生の言葉にあります。「馬鹿じゃできない」のは身をもって体験しました。本人が与太郎だと、与太郎は演じられないのです。与太郎の私も、金原亭馬生師匠に教えていただいて、はや十年。「利口」にならないことの大切さを、今の社会は忘れているのではないか、と思えてきました。そこらへんのコツを、改めて師匠に伺ってみたいと存じております。

■対談のお相手
金原亭 馬生氏(落語家)

主要著書
背負い水』文藝春秋(文春文庫)、1994年
ラブレー出帆』岩波書店、1994年
ホラ吹きアンリの冒険』文芸春秋、2001年
ラブレーで元気になる』みすず書房、2005年
蟹と彼と私』集英社、2007年
働くアンナの一人っ子介護』グラフ社、2008年
殴る女』集英社、2009年
電気作家』ゴマブックス、2015年

推薦図書
面白いほどよくわかる落語の名作100』金原亭馬生著、日本文芸社、2006年
落語家の値打ち』金原亭馬生著、うなぎ書房、2010年