講演日 2018/10/03 (水)

飛鷹 全法
ひだか ぜんぼう

高野山 高祖院住職


講師略歴
1972年生まれ、東京出身。
東京大学法学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程中退。
専門は比較日本文化論、南方熊楠研究。
大学院在学中より、ITベンチャーの立ち上げに参画、ソフトウェアの開発に携わる。
その後、株式会社ジャパンスタイルを設立、国際交流基金等の事業で、中央アジア・中東・カナダ等で津軽三味線や沖縄音楽を始めとする伝統音楽の舞台制作を行う。
2007年より経済産業省主催の海外富裕層誘客事業(ラグジュアリートラベル)の検討委員に就任。
現在、高野山高祖院住職、高野山別格本山三宝院副住職、地域ブランディング協会理事。

「QREATORS | プロフィール/住職・飛鷹 全法」 http://qreators.jp/qreator/hidakazenbo

講演内容
「高野山という思想」

高野山を開創された弘法大師空海は、唐から密教という新たな世界観、ひとつの思想のシステムをわが国に伝えた卓越した宗教家であり、また思想家でした。その業績は、書、文章などの芸術方面から、学校の創設、満濃池の修築といった土木・社会事業にいたるまで多岐に渡っています。神仏が共存共栄し、多様性を許容する空海の教えは、日本文化の基底を支える大きな要素であり、「寛容と共生」の精神文化は世界的にみても普遍的な価値を有しています。
空海の今日的な革新性について、その教えを1200年もの永きに渡って守り続けてきた高野山について、お話しさせていただきます。