夕学五十講

講師紹介

渋澤 健
しぶさわ けん
講演日 2019/12/03 (火)
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
コモンズ投信株式会社 取締役会長

講師略歴

1961年、渋沢栄一の5代目子孫として生まれる。
1983年テキサス大学 BS Chemical Engineering 卒業。
1984年に財団法人日本国際交流センター入社。1987年にUCLAのMBA経営大学院を卒業後、ファースト・ボストン証券会社(NY)入社。外国債券担当。1988年、JPモルガン銀行(東京支店)入社。 1992年、JPモルガン証券会社(東京支店)入社。国債担当。1994年、ゴールドマン・サックス証券会社(東京支店)入社。国内株式・デリバティブ担当。1996年、米国のヘッジファンド、ムーア・キャピタル・マネジメント(NY)入社。アジア時間帯トレーディング担当。
2001年に独立。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を設立、代表取締役に就任。
2007年にコモンズ株式会社を設立し代表取締役。2008年にコモンズ投信会長に就任。

Twitter : @shib30

講演内容

「渋沢栄一の発創力」

これからの日本の新しい時代に大事なメッセージとは何か。「日本の資本主義の父」と言われる渋沢栄一が提唱した「論語と算盤」は、現在の時代の文脈に書き換えると、サステナビリティ(持続性)とインクルージョン(包摂性)であった。日本の資本主義の原点には栄一が考えた「合本主義」という思想があり、現代に置き換えれば、「共感」で寄り集まり、「共助」で互いが不足しているところを補い、今日よりも、よい明日に向けて「共創」することだ。栄一のライフワークは民間力の向上による国づくりであった。資本主義とは格差を産む問題ではなく、ステークホルダーという民間力を通じて未来を拓く人間の智恵なのだ。過去を振り返ることは、その時代に戻ることを考察しているのではなく、原点を再確認する未来志向のためだ。


主要著書

シブサワ・レター 日本再生への提言』実業之日本社、2004年
運用のプロが教える草食系投資』(中野晴啓、藤野英人との共著)、日本経済新聞出版社、2010年
渋沢栄一 100の訓言』日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2010年
日本再起動』東洋経済新報社、2011年
渋沢栄一 愛と勇気と資本主義』日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2014年
渋沢栄一 100の金言』日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2015年
渋沢栄一 人生を創る言葉50』致知出版社(活学新書)、2017年
人生100年時代のらくちん投資』(中野晴啓、藤野英人との共著)、日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2017年
寄付をしてみよう、と思ったら読む本』(共著)、日本経済新聞出版社、2018年
あらすじ 論語と算盤』宝島社(宝島新書)、2019年