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講師紹介

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渋澤 健

講演日 2019/12/03 (火)

渋澤 健
シブサワ ケン

シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
コモンズ投信株式会社 取締役会長

講師略歴

1961年生まれ。69年父の転勤で渡米し、83年テキサス大学化学工学部卒業。財団法人日本国際交流センターを経て、87年UCLA大学MBA経営大学院卒業。JPモルガン、ゴールドマンサックスなど米系投資銀行でマーケット業務に携わり、96年米大手ヘッジファンドに入社、97年から東京駐在員事務所の代表を務める。
2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業。07年コモンズ株式会社を創業(08年コモンズ投信(株)に改名し、会長に就任)。経済同友会幹事(アフリカ委員会副委員長、政策審議委員会委員、他)、外務省「SDGsを達成する新たな資金を考える有識者懇談会」座長、UNDP(国連開発計画)SDGs Impact運営委員会委員、等を務める。著書に『渋沢栄一100の訓言』、『人生100年時代のらくちん投資』、『あらすじ 論語と算盤』他。

Twitter : @shib30

講演内容

「渋沢栄一の発創力」

これからの日本の新しい時代に大事なメッセージとは何か。「日本の資本主義の父」と言われる渋沢栄一が提唱した「論語と算盤」は、現在の時代の文脈に書き換えると、サステナビリティ(持続性)とインクルージョン(包摂性)であった。日本の資本主義の原点には栄一が考えた「合本主義」という思想があり、現代に置き換えれば、「共感」で寄り集まり、「共助」で互いが不足しているところを補い、今日よりも、よい明日に向けて「共創」することだ。栄一のライフワークは民間力の向上による国づくりであった。資本主義とは格差を産む問題ではなく、ステークホルダーという民間力を通じて未来を拓く人間の智恵なのだ。過去を振り返ることは、その時代に戻ることを考察しているのではなく、原点を再確認する未来志向のためだ。

クロシングでの視聴はこちら
※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)

主要著書

シブサワ・レター 日本再生への提言』実業之日本社、2004年
運用のプロが教える草食系投資』(中野晴啓、藤野英人との共著)、日本経済新聞出版社、2010年
渋沢栄一 100の訓言』日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2010年
日本再起動』東洋経済新報社、2011年
渋沢栄一 愛と勇気と資本主義』日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2014年
渋沢栄一 100の金言』日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2015年
渋沢栄一 人生を創る言葉50』致知出版社(活学新書)、2017年
人生100年時代のらくちん投資』(中野晴啓、藤野英人との共著)、日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)、2017年
寄付をしてみよう、と思ったら読む本』(共著)、日本経済新聞出版社、2018年
あらすじ 論語と算盤』宝島社(宝島新書)、2019年

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