講師紹介
このページを印刷
講師略歴
1970年東京都生まれ。2000年パリ第7大学で博士号取得(基礎精神病理学・精神分析学)。2013年、第10回日本学術振興会賞。専門は哲学および現象学的な質的研究。医療・福祉を中心に、病、障害、貧困、差別にかかわる現場で調査を行ってきた。主な著書に『摘便とお花見:看護の語りの現象学』、『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』、『ケアとは何か』、『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立』、『客観性の落とし穴』(2024年新書大賞第3位)、『アイヌがまなざす』(石原真衣との共著)、『すき間の哲学』など。
X(旧Twitter):@yasuhikomurakam
講演内容
【ハイブリッド受講】客観性に閉じ込められる私たち
現代社会を支配している息苦しさからどのようにして抜け出る道がありえるのか、考えていきたいと思います。◎見逃し配信日程 ※本講演を予約された方のみ
2025年1月24日(金)0:00 ~ 1月30日(木)23:59
視聴方法は受講券を購入された方のご登録メールアドレス宛に、見逃し配信開始日の2営業日前にメールでご案内します。
主要著書
『すき間の哲学:世界から存在しないことにされた人たちを掬う』ミネルヴァ書房、2024年『アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき』(共著)、岩波書店、2024年
『ケアする対話:この世界を自由にするポリフォニック・ダイアローグ』(共著)、金剛出版、2024年
『傷の哲学、レヴィナス』河出書房新社、2023年
『客観性の落とし穴』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2023年
『とまる、はずす、きえる: ケアとトラウマと時間について』(共著)、青土社、2023年
『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立』朝日新聞出版、2022年
『交わらないリズム: 出会いとすれ違いの現象学』青土社、2021年
『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』中央公論新社(中公新書)、2021年
『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』世界思想社、2021年
『在宅無限大 訪問看護師がみた生と死』医学書院,2018年
『母親の孤独から回復する 虐待のグループワーク実践に学ぶ 』講談社(講談社選書メチエ)、2017年
『仙人と妄想デートする:看護の現象学と自由の哲学』人文書院、2016年
『摘便とお花見:看護の語りの現象学』 医学書院、2013年
『【現代思想の現在】レヴィナス 壊れものとしての人間』河出書房新社 (河出ブックス)、2012年
『傷と再生の現象学 ケアと精神医学の現場へ』青土社、2011年
『治癒の現象学』講談社 (講談社選書メチエ)、2011年
『自閉症の現象学』勁草書房、2008年
このページを印刷