講師紹介
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講演日 2025/10/07 (火)
蓮池 薫
ハスイケ カオル
拉致被害者・著述家
新潟産業大学経済学部 特任教授
講師略歴
1957年新潟県柏崎市生まれ。中央大学法学部3年在学中、帰省した1978年に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。帰国後、1年間の市役所勤務を経て、新潟産業大学嘱託職員・非常勤講師として働くかたわら、中央大学に復学。2005年には初の訳書『孤将』を刊行。2008年3月復学していた中央大学卒業、2013年3月新潟大学大学院博士前期課程修了、2013年4月新潟産業大学経済学部准教授、2023年4月より現職。訳書『ハル 哲学する犬』『私たちの幸せな時間』『トガニ』のほか、キム・ワン『死者宅の清掃』(実業之日本社)、 2024年刊行キム・フン『ハルビン』(新潮社)など 約30冊。
著書 共著1冊を含め、6冊。うち2009年6月刊行の『半島へ、ふたたび』(新潮社)は新潮ドキュメント賞を受賞。2012年10月に『拉致と決断』(新潮社)、2025年5月に『日本人拉致』(岩波新書)を刊行。
講演内容
【ハイブリッド受講】日本人拉致 ~23年目の新たな告白~
拉致問題を解決するためには、多くの方に日本人拉致の真相をしっかりと知っていただくことが何よりも必要です。最終的に北朝鮮の「解決済み」の主張を打ち砕く力は、真実にしかないと思います。それとともに、日本政府には、問題解決に向けた国際関係、日朝関係の諸条件をそなえる努力がいつにも増して求められています。講演が、拉致問題の早期解決を実現して、新しい日朝関係を構築するのに何が必要なのかを、皆さんとともに考える機会になればと思っています。◎見逃し配信日程 ※本講演を予約された方のみ
2025年10月17日(金)0:00 ~ 10月23日(木)23:59
視聴方法は受講券を購入された方のご登録メールアドレス宛に、見逃し配信開始日の2営業日前にメールでご案内します。
主要著書
<著書>『日本人拉致』岩波書店(岩波新書)、2025年
『拉致と決断』新潮社、2012年、(新潮文庫、2015年)
『夢うばわれても』 PHP研究所、2011年
『半島へ、ふたたび』新潮社、2009年 ※第8回新潮ドキュメンタリー賞受賞。
『私が見た「韓国歴史ドラマ」の舞台と今』講談社、2009年
『蓮池流韓国語入門』文藝春秋社 (文春新書)、2008年
<翻訳>
『ハルビン』新潮社、2024年
『死者宅の清掃 韓国の特殊清掃員がみた孤独死の記録』実業之日本社、2023年
『トガニ』新潮社、2012年
『私たちの幸せな時間』新潮社、2008年
『ハル 哲学する犬』ポプラ社、2006年
『孤将』新潮社、2005年
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