講師紹介
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講演日 2026/01/27 (火)
千 宗屋
セン ソウオク
武者小路千家第十五代家元後嗣
講師略歴
1975年京都府生まれ。1998年慶應義塾大学環境情報学部卒業、同大学大学院前期博士課程修了(中世日本絵画史)。慶應義塾大学総合政策学部特任准教授、明治学院大学非常勤講師(日本美術史)。2003年に武者小路千家十五代次期家元として後嗣号「宗屋」を襲名。同年大徳寺にて得度、「随縁斎」の斎号を受ける。領域を限定しない学際的な交流の中で、茶の湯の文化の考察と実践の深化を試み、国内外を問わず活動。古美術から現代アートにいたるまで造詣が深い。2013年京都府文化賞奨励賞、2015年京都市芸術新人賞を受賞。2017年秋『千宗屋キュレーション 茶の湯の美』展(MOA美術館)を監修。2018年10月奈良興福寺中金堂落慶法要において史上初5日連続の献茶ご奉仕を勤める。近著『いつも感じのいい人のたった6つの習慣』が話題に。インスタグラム(@sooku_sen)はフォロワーが4万人を超える人気。インスタグラム:@sooku_sen
講演内容
【オンライン受講】利休のわび茶
2040年は千利休四五〇年忌を迎える。三十五年前の1990年四百年忌の折、千利休という存在は茶の湯の世界を超えて様々なメディアに取り上げられより広く認識されるようになり、その研究も飛躍的に発展した。そして私自身にとってその年がいわば利休元年であり、茶の湯に意識的に足を踏み入れた出発点でもある。来る15年後を見据えて、利休研究の今、そしてゆかりの道具や確実な茶会記を紐解くことでその実像に迫ってみたい。◎見逃し配信日程 ※本講演を予約された方のみ
2026年2月6日(金)0:00 ~ 2月12日(木)23:59
視聴方法は受講券を購入された方のご登録メールアドレス宛に、見逃し配信開始日の2営業日前にメールでご案内します。
主要著書
『いつも感じのいい人のたった6つの習慣 お茶の若宗匠が教える「人づきあい」と「ふるまい方」』小学館、2024年『千 宗屋の和菓子十二か月』文化出版局 、2022年
『茶のある暮らし 千宗屋のインスタ歳時記』講談社(講談社の実用BOOK)、2018年
『茶味空間。 茶で読み解くニッポン』マガジンハウス(CASA BOOKS)、2012年
『茶の湯入門』(監修)、小学館(和樂ムック)、2012年
『もしも利休があなたを招いたら 茶の湯に学ぶ“逆説”のもてなし』角川書店、2011年
『茶 利休と今をつなぐ』新潮社(新潮新書)、2010年
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