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講師紹介

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冷泉 貴実子

講演日 2008/07/30 (水)

冷泉 貴実子
レイゼイ キミコ

冷泉家時雨亭文庫 常務理事

講師略歴

1947年    京都市生まれ
         京都女子大大学院修士課程修了、専門は日本近世公家史
         冷泉家24代当主の故・冷泉為任氏の長女で、25代当主冷泉為人氏の妻

藤原俊成、定家の流れをくむ冷泉家の文化継承に力を注ぐ
冷泉家の和歌や年中行事に関する講演を多く手がけている
住まいの「冷泉家住宅」は、1790年の建築であり、現存する唯一の公家屋敷で、国の重要文化財に指定されて
おり、1994年から2000年にかけて「平成の大修理」が行われた

講演内容

「和歌に詠まれた四季と年中行事」

明治5年まで、日本で使用されて来た暦は、月の満ち欠けを基とする太陰暦でした。したがって古典に見られる
年月は、今の私達の考えている年月とは異なります。
和歌は日本の美の基です。和歌に見られる太陰暦の季節感と年中行事が、日本の伝統的な文化に多大な影響
を与えました。
代表的な和歌を見ながら、日本の美を考え、また現代短歌と異なる技の世界の魅力をさぐってみましょう。

主要著書

もっと知りたい京都・小倉百人一首』(共著)、京都新聞出版センター、2006年
京の八百歳冷泉家歌ごよみ』京都新聞出版センター、2006年
京都冷泉家の八〇〇年(和歌編)』(共著)、日本放送出版協会、2004年
冷泉家の年中行事』(共著)、朝日新聞社、1987年

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