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講師紹介

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松村 真宏

講演日 2018/01/17 (水)

松村 真宏
マツムラ ナオヒロ

大阪大学大学院経済学研究科 教授

講師略歴

1998年 大阪大学基礎工学部卒業。
2000年 大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程修了。
2003年 東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。博士(工学)。
 
2003年 東京大学大学院情報理工学系研究科 学術研究支援員(~2004年2月)
2004年 大阪大学経済学研究科 講師(~2007年7月)
2004年 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 客員研究員(~2004年9月)
2007年 大阪大学経済学研究科 准教授(~2017年6月)
2012年 スタンフォード大学 客員研究員(~2013年9月)
2017年 7月、大阪大学経済学研究科 教授に就任。
 
研究テーマは「仕掛学」。仕掛けの教育・研究・社会実装に取り組んでいる。
その成果の一部は、『人を動かす「仕掛け」』(PHP研究所、2017年)、『仕掛学』(東洋経済新報社、2016年)、『Shikakeology: Designing Triggers for Behavior Change』(AI & Society, 2015年)などに執筆している。

講演内容

「人を動かす『仕掛学』」

仕掛学は人の行動を変える「仕掛け」を研究対象にした新しい学問分野です。仕掛けは魅力的な行動の選択肢を増やすことで目的の行動に誘うことを狙います。例えば、ゴミ箱の上にバスケットゴールを付けるとゴミでシュートしたくなるので、結果的にゴミ捨て行動が促進されます。本講演では、そのような仕掛け事例の紹介に加えて、仕掛けの満たすべき要件、仕掛けの原理、関連分野との関わり、仕掛けの限界、仕掛けの発想法などについてお話しします。

主要著書

人を動かす「仕掛け」』PHP研究所、2017年
仕掛学』東洋経済新報社、2016年
ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問』(共著)、大阪大学出版会、2014年
社会知デザイン』(共著)、オーム社(知の科学)、2009年
人文・社会科学のためのテキストマイニング』(共著)、誠信書房、2009年

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