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講演履歴(2013年度 後期)

「安倍外交は国益を体現できているか」

佐藤 優
佐藤 優

作家・元外交官

一見平和な世界の裏で自国の為に外部の搾取と収奪を行う新帝国主義が忍び寄る。複雑化する環境で日本政府は国益を守れるのか?外交とインテリジェンスの専門家佐藤氏ならではの目線で東アジア情勢やCIAスパイ事件等を斬る。

「経営センスの論理」

楠木 建
楠木 建

一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授

スキルでこなせる仕事は他者に任せればいい。一方で経営にはビジネスの本質を抉りだし特殊解を見つける為のセンスが必要で、その根底を探ると好き嫌いや想いなどのこだわりがある。大人気の楠木教授がセンスから経営論を展開する。

「禅のこころをデザインする」

枡野 俊明
枡野 俊明

建功寺住職
庭園デザイナー
多摩美術大学美術学部環境デザイン学科 教授

庭は私の分身、私の心を写す鏡。自分の力量を超す庭は造れないし先達の作品も今の力量分しか見ることができない。国内外に庭園を残す枡野住職が禅の価値観や美意識、禅的要素のデザインではなく修行の結果としての造園について説く。

「『組織の老化』のメカニズムと対処法」

細谷 功
細谷 功

ビジネスコンサルタント

生物同様、組織も後戻りできず年齢経過と規模の拡大で活力が奪われていく。定例会議やルールの増加は老化のサイン。地頭力で世間を席巻した細谷氏が5年ぶりに登壇、様々な経験から導いた組織の老化現象のメカニズムと対策を語る。

「生命の音、音の力」

千住 真理子
千住 真理子

ヴァイオリニスト

デビュー35周年を迎え演奏家として脂が乗ってきた時に襲った母の発病や東日本大震災。周囲の環境は激変した。演奏活動、看護や被災地での慰問の中で、命、音楽、芸術について考えてこられた千住氏との一期一会の時間が始まる。

「脱じり貧の経営学」

高橋 伸夫
高橋 伸夫

東京大学大学院経済学研究科 教授

過去の成功にしがみつき、成長を止めてしまえばその先には衰退しかない。成長期の強みが自らを拘束する“殻”となった時それを破るのは自分自身なのだ。組織の成長と衰退を研究する高橋教授が日本企業に向けて警告とエールを送る。

「個人の長期投資が日本を育てる」

澤上 篤人
澤上 篤人

さわかみ投信株式会社 取締役会長

市井に眠る預貯金791兆円の10%を長期投資すれば経済活性化と自分年金作りが進む。前回登壇の2006年の最終日経平均は1.7万超、その後の環境激変にも関わらず純資産・口座数共に順調な成長を続けるさわかみファンド会長が持論を語る。

「ビジネスパーソンよ、宗教を学べ」

橋爪 大三郎
橋爪 大三郎

社会学者

宗教は教養や知識の問題と思う日本人は極めて特殊な存在。ヨーロッパ人もインド人も中国人も無意識に己の宗教が持つ発想や行動様式に支配されている。社会学者の橋爪氏がグローバル世界を読み解く鍵となる宗教理解の重要性を説く。

「人生はいつも「今から」~80歳エベレスト登頂を終えて~」

三浦 雄一郎
三浦 雄一郎

プロスキーヤー
クラーク記念国際高等学校 校長

想いがあれば、挑戦はいつでもできる。肉体年齢が70歳近く加齢する標高8,848mでは、80歳の体力年齢は想像を絶する150歳。75歳の登頂後の全治6カ月の骨折を乗り越え3度目の成功を果たした三浦氏が再登壇。その言葉の重みが心に響く。

「創造力を磨く」

安藤 忠雄
安藤 忠雄

建築家
東京大学名誉教授

今年も美術館や壁面緑化プロジェクト、震災遺児育英基金運営と精力的に活動中の安藤氏が再登壇。経済・自然環境、国際関係図と日本の位置取りが変化する中でこれからの日本、建築そして私達に必要な力について持論を語っていただく。

「人生を豊かにする芸術~言葉とイメージの交響~」

高階 秀爾
高階 秀爾

大原美術館 館長

名画を見る、ではなく鑑賞できたら?と思われたことはないだろうか。専門の西洋美術は勿論のこと、現代アートや日本美術解説の分かりやすさに定評のある高階氏が芸術に触れることの素晴らしさと日常生活にもたらす豊かさを説く。

「慶應SFCのビッグママが語る人生論」

長谷部 葉子
長谷部 葉子

慶應義塾大学環境情報学部 准教授

不登校やいじめなど自らの体験から個性を活かす私塾を設立、35歳で大学入学、40代で大学院を修了し現職に。慶應SFCの人気ゼミを率い、多くの人材を世に送り出している長谷部准教授が“ビッグママ”ならではの人生論を語る。

「社会を変えるを仕事にする!~社会起業家という生き方~」

駒崎 弘樹
駒崎 弘樹

認定NPO法人 フローレンス 代表理事

社会を変えたい。医学部出身でも保育士でもない独身男性が始めた病児保育は150名体制で収入5億円のNPOに成長し、子育てや働き方の問題解決を目指す。駒崎代表理事がその軌跡、民間から社会を変える為のアプローチと方法を熱く語る。

「世界一のおもてなし」

宮崎 辰
宮崎 辰

ジョエル・ロブション プルミエ メートル ドテル

フランスでは食事を楽しくするサービスのプロ、メートル・ドテルはシェフ同様に重要だ。世界コンクール1位に輝いた宮崎氏が、適切な距離を保ちつつ顧客に最高の時間を過ごしてもらう為の心意気と活きたサービスについて持論を語る。

「科学は終焉するのか?~「科学の限界」に当面して~」

池内 了
池内 了

総合研究大学院大学 理事・教授

原理的、物理的条件、あるいは経済的理由から限界に直面するという科学はどこに向かうのか。収穫逓減期にあると言う説は本当で、そうだとすればその克服は可能なのか?池内教授が科学の限界と社会との調和について考察していく。

「アベノミクスとバブル」

小幡 績
小幡 績

慶應義塾大学ビジネススクール 准教授

2013年も師走を迎えたこのタイミングに、反アベノミクスの論客を代表する小幡准教授とともにアベノミクスの一年間を振り返ってみたい。その上で目先の論議ではなく、長い目で見た日本の経済政策について持論を展開していただこう。

「大人の学びは素晴らしい」

菊池 桃子
菊池 桃子

タレント・女優
戸板女子短期大学客員教授
NPO法人キャリア権推進ネットワーク理事

芸能活動や育児の傍ら大学院に進学しキャリア論、雇用政策を学んだ。いまは母校で教鞭に立ち、NPO法人理事も務める菊池さんが、自身と周囲の体験と学習理論を結びつけながら「働く大人」が学ぶことの素晴らしさと必要性を唱える。

「本物志向のブランド戦略」

平松 博利
平松 博利

株式会社ひらまつ 代表取締役社長

デフレ期でも高価格路線を崩さず、連続最高益を続けるレストラン「ひらまつ」。日本人オーナーシェフとして初のミシュラン星を獲得し、東証1部上場も果たした平松氏が経営哲学、ブランディング戦略などその成功の秘密を語る。

「もうひとつの民主主義」

東 浩紀
東 浩紀

思想家・作家
株式会社ゲンロン代表取締役

「日本人は熟議下手で政治参画の意識が低い」ネットはそんな日本人論を覆す可能性を秘める。年代も職業も様々な読者層にむけて言論媒体と交流の場を提供している若手の思想家東氏が、ネット時代の民主主義のあり方を提起する。

「ミドリムシが地球を救う」

出雲 充
出雲 充

株式会社ユーグレナ 代表取締役社長

「世界の貧困を解決する」そんな大学時代からの志を実現する鍵は微細藻のミドリムシにあった。研究開発と製品化に向けて起業し、大量培養の成功、さらに上場へと着実に前進する出雲社長に、社会と未来を変える仕事について聞きたい。

「グローバルで活躍する人のための『教養』とは~音楽の世界から~」

川上 真史
川上 真史

ビジネス・ブレークスルー大学大学院 教授
タワーズワトソン コンサルタント

塚越 慎子
塚越 慎子

マリンバ奏者

田幸 知有紗
田幸 知有紗

フリーアナウンサー

いま、世界が求める教養とは人々の興味や好奇心を刺激し、結果として自分の価値も高められるもの。音楽を題材に、川上教授の人材論、塚越氏の世界最高レベルの演奏、田幸氏の解説が三位一体となる中で教養について考察を深めていく。

「写真で伝える、世界・日本の貧困と災害」

安田 菜津紀
安田 菜津紀

フォトジャーナリスト

貧困、人身売買やHIVに直面するカンボジアの人々。日常を一瞬で破砕した東日本大震災。世界の理不尽に向き合い、守るものの為に生きる人々を見つめ、写真で表現してきた安田氏。その声に耳を傾け、いま私達に出来ることを考えたい。

「問題解決メソッドとしてのコミュニティデザイン」

山崎 亮
山崎 亮

株式会社studio-L代表
京都造形芸術大学教授

住民との信頼関係を構築し街づくりに巻き込むことで、地域の抱える課題を解決するという「コミュニティデザイン」。その実践者である山崎氏が、成熟社会の問題解決メソッドとして、合意形成と主体性喚起の方法論を解説する。

「ソーシャルな資本主義」

國領 二郎
國領 二郎

慶應義塾大学総合政策学部教授
慶應義塾常任理事

今のような時代こそ目先の変化に惑わされず大局をつかむことが肝心だ。ネット上で人やモノが結びつくことで生れる新しい価値やビジネスが社会にもたらす変化やリスク、これからの企業に求められることを國領教授が解説していく。

「人類20万年の旅と日本人の起源」

篠田 謙一
篠田 謙一

国立科学博物館人類研究部人類史研究グループ長

DNA分析の進化は、従来考えられていた人類史を大きく変えた。20万年前アフリカで生まれた我が祖先はいったい何者なのか?ミトコンドリアDNAを使った母系調査から遥かなる人類の旅と進化の研究を進める篠田氏がその成果を披露する。