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「中国化する未来?~東アジア・モデルの希望と呪い~」 近代化の優等生と呼ばれてきた日本の「停滞、衰退」が指摘され、逆に西洋化から最も縁 遠かったはずの中国の「台頭」が叫ばれる東アジアの現状は、ヨーロッパの経験を基に作 られてきた、従来の政治や経済のとらえ方では分析できません。東アジアの歴史的プロセ スから構想された新たなモデルを用いて、「アジア独自の近代化」にどのような可能性と罠 があるのかを探り、もはや「西洋化」による解決には希望を託せない、今後の日本の課題 を考えます。 ■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ― ・11/14(水) 池上英洋氏 「ルネサンスとは何であったのか」 ・12/11(火) 坂野潤治氏 「『日本近代史』(ちくま新書)刊行後に考えたこと」 ・12/13(木) 船橋洋一氏 「世界はどう変わるのか(仮題)」
『翻訳の政治学 近代東アジア世界の形成と日琉関係の変容』岩波書店、2009年 『帝国の残影 兵士・小津安二郎の昭和史』NTT出版、2011年 『中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史』文藝春秋、2011年 『「日本史」の終わり 変わる世界、変われない日本人』(共著)、PHP研究所、2012年
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