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「人類20万年の旅と日本人の起源」 20世紀後半から始まった分子生物学の発展によって、現在では現代人の起源や日本人の 起源の解明といった問題は、DNA分析から得られた結果によって考察されるようになって いる。そこから得られた結論は、これまで我々が持っていた人種や日本人といった概念を大 きく変えることになり、さまざまな学問領域にも影響を与えている。本講座では最新のDNA 研究が、人類の誕生や日本人の起源をどのように説明しているのかを紹介する。 ■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ― ・10/11 (金) 枡野俊明氏 「禅のこころをデザインする」 ・10/31 (木) 橋爪大三郎氏 「ビジネスパーソンよ、宗教を学べ」 ・11/27 (水) 池内了氏 「科学は終焉するのか?~「科学の限界」に当面して~」
「DNAから追求する新大陸先住民の起源」、印東道子(編)『人類の移動誌』pp.219-231、 臨川書店(京都)、2013年 「寛永寺徳川家墓所出土人骨のDNA分析」、寛永寺谷中徳川家近世墓所調査団(編) 『東叡山寛永寺徳川将軍家御裏方霊廟』pp.414-417、吉川弘文館、2012年 「DNAから見たインカの起源」、島田泉・篠田謙一(編)『インカ帝国-研究のフロンティア-』 pp.73-86、東海大学出版会、2012年 「DNAからみた中世鎌倉の人々」、中條・酒井・石田(編)『考古学を科学する』第5章. pp.245-257、臨川書店、2011年 「自然人類学が解明する日本人の起源-DNA分析の発展と現在の起源論-」、 ヨーゼフ・クライナー(編)『小シーボルトと日本の考古・民族学の黎明』pp101-116、 同成社(東京)、2011年 『日本人の起源-最初の日本人から邪馬台国の謎まで-』(監修)、 ニュートンムック/ニュートンプレス、2009年 「縄文人骨のミトコンドリアDNA分析」、小杉・谷口・西田・水ノ江・矢野(編) 『人と社会―人骨情報と社会組織』(縄文時代の考古学 第10巻)pp.52-62、同成社、2008年 『日本人になった祖先たち』日本放送出版協会(NHKブックス)、2007年
『日本人になった祖先たち』篠田謙一著、日本放送出版協会(NHKブックス)、2007年 『人類大移動 アフリカからイースター島へ』印東道子(編)、朝日新聞出版(朝日選書)、 2012年 『人類がたどってきた道―“文化の多様化”の起源を探る』 海部陽介著、日本放送出版協会 (NHKブックス)、2005年
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