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講師紹介

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千住 博

講演日 2011/11/09 (水)

千住 博
センジュ ヒロシ

画家・京都造形芸術大学 学長

講師略歴

1958年  東京都生まれ
1982年  東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
1984年  東京藝術大学大学院修士課程修了、修了制作藝大買上
1987年  東京藝術大学大学院博士課程修了、修了制作東大買上
1989年  個展「ジ・エンド・オブ・ドリーム」(マンリー市立美術館、シドニー、オーストラリア)
1990年  「収蔵作品による近代日本画の歩み展」(神奈川県立近代美術館)
1993年  個展「Flatwater」(マックスウェルデビッドソンギャラリー、ニューヨーク、アメリカ)
1994年  個展「千住博1980−1994展」(山中湖高村美術館)
       「星のふる夜に」に対し第4回けんぶち絵本大賞受賞
1995年  個展「千住博展」(台北市美術館、台北、台湾)
       第46回ヴェネツィアビエンナーレ (ヴェネツィア、イタリア) にて名誉賞受賞、東洋人と
       して史上初
1996年  個展「千住博 Waterfalls & Glasses」展(彫刻の森美術館)
1998年  広島市現代美術館収蔵「八月の空と雲」に対し紺綬褒章受賞
2000年  「両洋の眼展/21世紀の絵画」出品作品「ライフ」に対し河北倫明章受賞
2002年  「ニューウェイオブティー」展(ジャパンソサエティー、アジアソサエティー、ニューヨーク)
       第13回MOA岡田茂吉賞大賞受賞
       「水墨の香り」展(ソウル国立現代美術館、ソウル、韓国)
2003年  「大徳寺聚光院の襖絵」展(東京国立博物館)
       「絵画の現在」展(新潟県立万代島美術館)
       「現代『日本画』の精華」展(熊本市現代美術館)
       「現代の日本画‐その冒険者たち」(岡崎市美術博物館)
       グランドハイアット東京「ウォーターフォール」壁画制作
2004年  東京国際空港第2旅客ターミナルのアートプロデュースを務める
2005年  ミラノサローネ(ミラノ、イタリア)
       個展「大徳寺聚光院別院襖絵七十七枚の全て」展(福岡アジア美術館)
2006年  第6回光州ビエンナーレ(光州、韓国)
       「直島スタンダード2」展(ベネッセアートサイト直島、香川)
       個展「千住博」展(山種美術館)
2007年  「山種美術館所蔵名品展」(富山県立近代美術館)
       「松風荘」襖絵完成(フィラデルフィア、アメリカ)
       「百柱をたてる−空即是色・千住博」(松本市立美術館)
       個展「Haruka Naru Aoi Hikari」(サンダラムタゴールギャラリー、ニューヨーク、アメリカ)
2008年  「液晶絵画」展(三重県立美術館、国立国際美術館、東京都写真美術館を巡回)
       赤坂サカス赤坂Bizタワー壁画「四季樹木図」制作
2009年  家プロジェクト「石橋」母屋「空の庭」完成(ベネッセアートサイト直島、香川)
       個展「Out of Nature」(サンダラムタゴールギャラリー、香港、中国)
2010年  「20世紀美術への招待状」展(岐阜県立美術館)
       「佐久市立近代美術館名品展」(高崎市タワー美術館)
       「千住博 青の世界 —東山魁夷からの響き—」展(香川県立東山魁夷せとうち美術館)
       日本国政府の依頼によりAPEC JAPAN 2010の会場構成を担当
       東京国際空港新国際線ターミナル開業に伴い、アートプロデュースを手がける。
2011年  アートディレクターを務めたJR博多駅が完成
       「水・火・大地 創造の源をもとめて」展(熊本市現代美術館)
       「第5回成都ビエンナーレ」(成都、中国)

現在までニューヨークを中心に個展、グループ展、アートフェア出品等多数。
主な画集に「HIROSHI SENJU」(SKIRA, イタリア)、「千住博 水の音」(小学館)、「千住博の滝
千住博の滝以外」(求龍堂)がある。
作品はロサンジェルス現代美術館、サンフランシスコ近代美術館、国立国際美術館、大分市美術館、
北海道立釧路芸術館、新潟県立万代島美術館、富山県立近代美術館、熊本市現代美術館、
MOA美術館、山種美術館等多くの内外の主要美術館に収蔵されている。

現在、京都造形芸術大学学長。同大学付属康耀堂美術館館長。東京芸術学舎学長。
公益財団法人徳川ミュージアム相談役。
 
写真©山口和也

講演内容

「美とは何か」

昔、松崎しげるが「美しい人生を~」と歌いました。少し前、安倍元総理が「美しい国」と宣言し
ました。西武百貨店も「美味しい生活」と宣伝しました。(もちろん「美味しい」も美の一種です。)
つまるところ「美しい」とは何を指しているのでしょう。「美しい人」、「美しい絵」とは一体どんな
存在なのでしょう。今回この基本をはっきりさせて、「美しい人生」を「美味しく」過そうではあり
ませんか。「美」とは何かについて、皆さんと考えてみたいと思います。


■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 夕学スタッフからおすすめの3講演 ―
  ・11/16 (水) ピーター・バラカン氏 「ロンドンそしてトーキョー、音楽漬けの60年」
  ・11/25 (金) 豊竹咲大夫氏 「古典芸能の心」
  ・1/24 (火) 吉田都氏 「挑戦し続けるこころ」

主要著書

千住博-水の音』(画集)小学館、2002年
千住博の滝』(画集)求龍堂、2007年
千住博の滝以外』(画集)求龍堂、2007年

美は時を超える』日本放送出版協会、2003年
絵を描く悦び-千住博の美術の授業』光文社(光文社新書)、2004年
美は時を超える-千住博の美術の授業2』光文社(光文社新書)、2004年
原寸美術館(日本編)』小学館、2006年
ルノワールは無邪気に微笑む』朝日新聞出版(朝日新書)、2006年
美術の核心』文藝春秋(文春新書)、2008年
「美」を生きる』世界文化社、2008年
絵が教えてくれたこと』講談社(講談社+α文庫)、2010年
わたしが芸術について語るなら』ポプラ社、2011年
NYアトリエ日記』時事通信社、2011年

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