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講演履歴(2019年度 後期)

「すべては「好き嫌い」から始まる」

楠木 建
楠木 建

一橋ビジネススクール 教授

ビジネスに限らず、人間のあらゆる思考と判断、行動の基底には何らかの価値基準があります。
本講演では、その普遍性に注目して、「良し悪し」と「好き嫌い」という2つの価値基準を対比します。ビジネスや経営においては、「良し悪し」が優先し「好き嫌い」が劣後する傾向にあります。しかし、仕事でこそ「好き嫌い」が重要になります。専門である競争戦略を始め、優れた経営者の条件、昨今の「働き方改革」など多角的な視点から「好き嫌い」の復権を論じます。

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※本講演は終了していますが、過去開催の「夕学講演会」約140本を、オンデマンド視聴可能な「クロシング(夕学アーカイブ)」より全編ご視聴いただけます。
(お申込み後、7日間無料体験いただけます。なお、ご視聴には会員情報登録(クレジットカード登録含む)及び初期設定が必要です。)

「デフレーミング概念で読み解くデジタル・トランスフォーメーション(DX)の本質」

高木 聡一郎
高木 聡一郎

東京大学大学院情報学環 准教授

「デジタル・トランスフォーメーション」(DX)という言葉が広く語られるようになりましたが、それが意味するところは必ずしも明確ではありません。私は、デジタル技術がもたらす本質的な影響を「デフレーミング」(フレーム:枠がなくなるという意味の造語)という概念で捉えています。本講演では、デフレーミングの3つの要素である「分解と組み換え」、「個別最適化」、「個人化」を手掛かりに、ビジネスモデルから企業組織、働き方まで、変化の本質を多彩な事例とともに議論します。

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「働く大人のための「勉強の哲学」」

千葉 雅也
千葉 雅也

立命館大学大学院先端総合学術研究科 准教授

勉強とは自己破壊である——これが私のテーゼです。これまでと同じ自分のままで、それに新たな知識やスキルが付け加わるというのでは、本当の勉強とは言えません。本当の勉強とは、本質的な「変身」をもたらすようなものです。
この講義では、現代哲学を応用して、そのような「変身する勉強」の考え方、方法を解説します。そこで焦点となるのは、「言葉」への関わり方を変えること、です。
 
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「DX時代のリーダーシップ」

一條 和生
一條 和生

一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻 専攻長/教授
IMD客員教授

今、デジタル技術が社会の基本インフラになる中で、企業の抜本的な変革が求められています。しかし変革は容易ではありません。変えるべきことと変えるべきではないことを間違ってしまうと、経営は危機に直面するからです。デジタル時代に経営はどう変わるのでしょうか。そのために変革をどのようにリードしたらいいのでしょうか。
今回の『夕学五十講』では最新の事例に基づき、デジタル時代のリーダーシップについて学ぶことにします。また知識創造、デザイン思考など、デジタル時代で活躍するリーダーにとって有益な経営コンセプトも紹介します。

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「ワークマンのビジネス変革と市場戦略」

土屋 哲雄
土屋 哲雄

株式会社ワークマン 専務取締役

一般客向けに始めたWORKMAN Plus。実はプロ職人向けのワークマンと商品は同じです。どのような仕掛けでブランドとして認知、拡散させたのか。ヒットの裏には、高齢化による主要顧客の減少や競合するネット販売の台頭など、市場環境が変化する中で当社が5年かけて取り組んだ企業変革があります。その中心となった「WOWな製品開発」、「データ経営」、「新業態の開発」そして「本気の働き方改革」について、実例を交えながらお話しいたします。

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「キャッシュレス社会とメルペイの戦略」

青柳 直樹
青柳 直樹

株式会社メルペイ 代表取締役

佐々木 紀彦
佐々木 紀彦

NewsPicks Studios CEO
NewsPicks 取締役

2018年末から、さまざまな事業者がスマホ決済市場に参入し、日本のキャッシュレスは新たな時代を迎えていると思います。今後、この流れがどのように人々の生活を変えていくのか、また、メルペイのミッションである「信用を創造して、なめらかな社会を創る」の実現のため、今後メルペイがどのように進んでいこうとしているのか、お話ししたいと思います。
※本講演は青柳氏の講演60分・対談30分・質疑応答30分の構成です。

「「サブスク」の成功条件~リカーリングモデルの戦略論~」

川上 昌直
川上 昌直

兵庫県立大学 教授

定額制が目を引く「サブスクリプション」。令和時代の新消費スタイルとまでいわれるようになりました。サブスクは、単純な課金のマジックではありません。気づかぬうちに、すべてのビジネスの前提が大きく変貌しており、今までどおりの常識が通用しなくなってきました。
本講演は、みだりにサブスク化をすすめるものではありません。サブスク時代に必要なビジネスの考え方をアップデートすることを目的にしています。
常に事業の変革を試みるみなさんと、ともに時間を過ごせることを楽しみにしています。

「学校教育を本質から問い直す」

工藤 勇一
工藤 勇一

千代田区立麹町中学校 校長

学校教育の課題は日本社会が抱える課題そのものです。誰もが当事者意識を忘れ、現状を嘆き、その原因を人のせい、組織のせいばかりにしています。そんな状況を変えていくためには学校教育から変えていく必要があると考えます。
麹町中学校では学校教育を本質から見直し目的思考で改善を続けてきました。約5年間の取り組みと教職員・生徒・保護者の変容をご紹介します。

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「想いを形に変える方法論」

佐宗 邦威
佐宗 邦威

戦略デザインファームBIOTOPE 代表/チーフストラティジックデザイナー

不確実性が高まり、未来の予測が難しくなる時代、非連続的な未来を、自ら構想し世の中に提示しながら世の中から広く資源を集め、具体化していくことが有効な時代になってきています。
本講演では、その起点となる一人一人が潜在的に持つ、ビジョンの源、妄想にアクセスし、それを具体化することでビジョンに変えていくための思考法を紹介したいと思います。

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「浪曲というエンタテイメント」 (曲師:玉川みね子)

玉川 太福
玉川 太福

浪曲師

「浪曲」とは、明治初年に「浪花節」という名称がつき、明治後半から昭和の中頃まで、“諸芸の王者”と言われるほど隆盛を極めた話芸です。大道芸から一気に成り上がった浪曲は、テレビの普及とともにその地位を奪われ、いつしか一部の愛好家だけのものになりました。日陰になって久しい浪曲界に、令和元年の今年、七人もの入門者がありました。過去三十年遡ってもなかったことです。実演を中心に、「浪曲の今」を、生の話芸の魅力をお伝えします。

「日本の盆栽を世界のBONSAIへ」

平尾 成志
平尾 成志

盆栽師

平尾さんは、大学在学中に訪れた京都東福寺の方丈庭園に感銘を受け、盆栽師の道を歩みはじめたといいます。「盆栽を国内外問わずいろんな人に伝えられる人間になってくれ」という恩師の言葉を胸に、世界に向けて盆栽の魅力を発信・表現すると同時に、新しい演出や表現方法、新たな生活空間での楽しみ方など、盆栽の可能性を追究していらっしゃいます。
日本の盆栽を世界のBONSAIに変えようという試みの一端をお聞きできればと思います。(夕学事務局筆)

「セコマ流 地域と共に創るSustainableな社会」

丸谷 智保
丸谷 智保

株式会社セコマ 代表取締役社長

セコマは北海道を基盤に独自のサプライチェーンを構築し、その機能を活かすことで、都市部だけでなく過疎地へも出店、地域産品の発掘とその魅力を活かした商品づくり、そしてグローバルな商品供給へと事業範囲を広げてきました。

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「禅で自然治癒力を高める」

樺島 勝徳
樺島 勝徳

臨済宗天龍寺派薬師禅寺 住職

坐禅はただ坐りただ存在して、それだけで完結します。とくに何も生産しません。思索することさえ妄想として禁じられます。では、人類が2千年以上も坐禅を捨てなかった理由はどこにあるのか。ここでは、地球の重力により深く適応する、という視点と、内臓機能を育てあげ自然治癒力を倍加する、という視点を追求していきます。
講義は、各自の身体によって体感できるよう、実技とともに進めます。

「テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図」

泉田 良輔
泉田 良輔

テクノロジーアナリスト

佐々木 紀彦
佐々木 紀彦

NewsPicks Studios CEO
NewsPicks 取締役

私は大学卒業後、機関投資家としてネットや半導体、ロボットなどのテクノロジー企業の分析をしてきました。電機産業はもとより自動車や金融などの産業もテクノロジーによってその産業構造が変わろうとしています。
今回は産業構造の変化の歴史を振り返るとともに、現在、AIやロボットというキーワードで語られるテクノロジーのアップグレードでどのような産業にどのような影響があるのかの見通しについてお話しできればと思います。
※本講演は泉田氏の講演60分・対談30分・質疑応答30分の構成です。

「DX(Digital Transformation)の先にある未来社会のビジョン」

宮田 裕章
宮田 裕章

慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授

医療分野でのビッグデータ活用を進める宮田教授。目指しているのは、医療の質・効率の改善だけでなく、データによる社会変革の実践だそうです。かつて、石油が動力燃料としてあらゆるものを動かしたように、物質を伴わないデータが社会を動かす原動力となろうとしています。データによって社会が動くようになる時、医療を取り巻くさまざまな問題、社会システムはどう変わるのでしょうか。
宮田教授のお話を通して、新たなヘルスケアの概念とシステムを考えたいと思います。(夕学事務局筆)
※講演タイトルは「データ駆動社会における新たなヘルス・ケア」から変更になりました。

「人生100年時代におけるキャリアと資産形成」

中川 順子
中川 順子

野村アセットマネジメント株式会社 CEO兼代表取締役社長

人生100年時代と言われるようになり、日本の社会もひと昔前と比べると働き方やキャリア形成のありかたがずいぶんと変化を遂げてきています。本講義では、特に女性のキャリア形成という観点で、自身の経験も踏まえたメッセージをお伝えします。また、老後資金への準備にむけて、「自助努力での資産形成」について心構えや考え方を紹介したいと思います。
※講演タイトルは「人生とお金の話」から変更になりました。

「渋沢栄一の発創力」

渋澤 健
渋澤 健

シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
コモンズ投信株式会社 取締役会長

これからの日本の新しい時代に大事なメッセージとは何か。「日本の資本主義の父」と言われる渋沢栄一が提唱した「論語と算盤」は、現在の時代の文脈に書き換えると、サステナビリティ(持続性)とインクルージョン(包摂性)になります。日本の資本主義の原点には栄一が考えた「合本主義」という思想があり、現代に置き換えれば、「共感」で寄り集まり、「共助」で互いが不足しているところを補い、今日よりも、よい明日に向けて「共創」することです。栄一のライフワークは民間力の向上による国づくりでした。
資本主義とは格差を産む問題ではなく、ステークホルダーという民間力を通じて未来を拓く人間の智恵です。過去を振り返ることは、その時代に戻ることを考察しているのではなく、原点を再確認する未来志向のためなのです。

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「結婚と冒険」

角幡 唯介
角幡 唯介

作家・探検家

結婚して以来、私はことあるごとに「どうして結婚したんですか」と訊かれてきました。結婚して家庭をもつと自由が損なわれるので、冒険者が結婚するのは非合理的な選択だと多くの人は考えるようです。しかし結婚することと冒険することには意外な共通点が隠されています。「事態」という観点をキーワードに結婚と冒険の本質を分析し、人生の構造について論じます。

「万葉に輝いた女性達」

里中 満智子
里中 満智子

マンガ家
大阪芸術大学キャラクター造形学科 学科長

ひと口に「昔の日本は男社会であり、女性の地位は無いに等しかった」というように言われていますが、それは武家社会のイメージが強く残っているせいではないでしょうか。武士が政治を行う時代以前、特に古代から奈良時代にかけては女性の能力が当然のように生かされていた時代です。個人財産をもち、相続権もあり、後の武家社会と違って、離婚、再婚も珍しいことではありませんでした。古代を振り返る事で本来の日本女性の力が見えてきます。

「誰よりも学ぶことができるリーダーが組織を育てる」

中竹 竜二
中竹 竜二

日本ラグビーフットボール協会 コーチングディレクター
株式会社チームボックス 代表取締役

あなたはアンラーンできていますか?
これまで学んできたものを捨て去ることはとても難しいことです。
でも良いリーダーは、そこから再び学び、成長することができます。
双方向のワークを通じて、大人が学ぶとはどういうことなのかを一緒に考えましょう。
アンラーンの仕組みやコツ、アンラーンする上で大切な自己認識についてお伝えします。
ぜひ背伸びせず、無駄なプライドを捨て、一緒に誰よりも学び続ける人になりましょう。

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「ソーシャルメディア時代の政治と民主主義~その現状と課題~」

西田 亮介
西田 亮介

社会学者
東京工業大学 准教授

ソーシャルメディアがテキスト中心の時代から、画像や動画を中心としたトレンドに移行しつつあります。情報収集や発信に際して、もはやソーシャルメディアは看過できない存在になりました。
政治も例外ではありません。選挙運動や政治活動において、民間並みのキャンペーンやPR手法を取り入れようとしています。
しかし人々と社会の脊髄反射的反応や誘発の促進や、実態と表層の乖離など、様々な問題を招いています。
世界に目を向ければ、シャープパワーなど新しい介入やポピュリズムの問題が生じています。
こうした状況を踏まえながら、密接に生活に連関しながらも、普段あまり意識されないソーシャルメディアと政治、選挙、民主主義の諸問題の日本的状況を概観し、参加者と共有します。

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「人類が初めて目にしたブラックホールの姿」

本間 希樹
本間 希樹

国立天文台 水沢VLBI観測所 所長/教授

2019年、見えないはずの天体である「ブラックホール」の姿を、人類は初めて「影」として撮影することに成功しました。この写真によって、ブラックホールの存在が視覚的に示されるとともに、銀河の中心に巨大なブラックホールが存在することが確定し、天文学・物理学の研究において大きなマイルストーンとなりました。
本講演では、この写真の持つ科学的意義を中心に、ブラックホール研究の最前線について解説したいと思います。

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「新聞記者の仕事を通して見えるもの」

望月 衣塑子
望月 衣塑子

東京新聞 社会部記者

自民党が政権復帰した2012年以降、官邸はメディア幹部やベテラン記者との会食を繰り返し、取り込みを進めました。さらに2014年11月、首相の最側近、萩生田光一議員が選挙報道で「公平公正中立な報道を」とテレビ各社に要望して以降、メディアの委縮・自粛・忖度が加速しています。
2019年参院選でも山本太郎代表含むれいわ新選組を取り扱うメディアは限られ、テレビは選挙後に取り上げる始末。前回に比べテレビの選挙報道は3割~4割減りました。
過去二番目の低投票率は萎縮するメディア側の責任です。メディアが萎縮する現在、市民や記者は何を武器にどう闘うべきか。皆さんと共に考えたいと思います。

「欧州統合は「脱EU」と「奪EU」に勝てるか?―ブレグジットとポピュリズム」

庄司 克宏
庄司 克宏

慶應義塾大学法務研究科 教授

EUは現在、2つの内部リスクを抱えています。それは、「脱EU」と「奪EU」です。すなわち、欧州統合は、ブレグジット(イギリスのEU離脱)と欧州ポピュリズム勢力の対EU影響力の増大という危機に直面しています。
EUはブレグジット後のイギリスといかなる関係を構築しようとするのか、また、各国で台頭するポピュリスト政党がEU内部に浸透しつつあることに対してどのような欧州統合ヴィジョンと政策で対抗しようとしているのかを探ります。

「好きなことも仕事にする パラレルキャリアという働き方」

正能 茉優
正能 茉優

ハピキラFACTORY 代表取締役社長
大手電機メーカー正社員
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任助教

私は今、慶應義塾大学在学中に立ち上げた自身の会社と、大手電機メーカーの会社員、そして、慶應義塾大学大学院で特任助教として、3つのお仕事をしています。
「パラレルキャリア」という働き方を実践している身として、また、そうした自由な働き方ができるひとを増やそうと学生を指導している身として、これからの働き方やキャリアの考え方について、お話しできれば幸いです。