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講師紹介

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清水 勝彦

講演日 2010/12/02 (木)

清水 勝彦
シミズ カツヒコ

慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授

講師略歴

1986年   東京大学法学部卒
1994年   ダートマス大学エイモス・タックスクール経営学修士(MBA)、コーポレイトディレク
        ション(プリンシプルコンサルタント)、を経て
2000年   テキサスA&M大学経営学博士(Ph.D. )
同年     テキサス大学サンアントニオ校助教授
2006年   同校准教授(テニュア取得)
2010年   慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授

米国での学会、論文発表多数
専門分野は経営戦略立案・実行とそれに伴う意思決定、戦略評価と組織学習
日本企業の研究や幹部研修などの実績も多い

講演内容

「原点回帰の経営戦略」
 
帰国して改めて日本の「優秀な現場」を実感します。しかし、それを企業が十分に生かして
いるかとなると、疑問を持たざるを得ません。外資系のファンドの責任者の言葉を借りれば、
「日本には、技術や商品力はあっても undermanagement (経営が十分にされていない)の
中小企業が山のようにある」し、それは大企業についてもあながち間違いとはいえないの
ではないでしょうか。競争が激しくなっているからこそ、戦略とは、経営とは、そして自社の
価値とは、もう一度原点に返ることが必要なのではないかと強く感じます。


■夕学スタッフからのおすすめ
この講演にご関心をお持ちの方へ 【思考を深める3講演】
 ・10/6(水)楠木 建 「ストーリーとしての競争戦略~優れた戦略の条件~」
 ・10/21(木)大久保 恒夫 「小売業経営のプロに聞く」
 ・11/11(木)リシャール・コラス 「グローバルワールドにおける日本~鎖国か開国か?~」

主要著書

●アメリカで審査・出版された最近の論文
“Prospect theory, behavioral theory, and threat-rigidity thesis: Combinative effects on
 organizational divestiture decisions of a formerly acquired unit”
 (日本名:プロスペクト理論、行動的意思決定理論、対脅威萎縮理論:買収企業の売却決断
 への応用)
“De-commitment to losing strategic action: Evidence from the divestiture of poorly performing
 acquisitions”
 (日本名:失敗戦略への執着と見切り:業績の上がらない合併企業の売却の分析から)
“Strategic flexibility: Organizational preparedness to reverse poor strategic decisions.”
 (日本名:戦略的柔軟性の研究:企業は戦略ミスにどのように備えるべきか?)

●日本語著書・翻訳
戦略の原点』日経BP社、2007年
その前提が間違いです。』講談社、2007年
なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか』東洋経済新報社、2007年
経営意思決定の原点』日経BP社、2008年
失敗から学んだつもりの経営』講談社、2008年
経営の神は細部に宿る』PHP研究所、2009年
事実に基づいた経営』(翻訳)、ジェフリー・フェファー/ロバート・I・サットン(共著)、
 東洋経済新報社、2009年
『戦略実行の原点』(仮題)、日経BP社、2011年1月~3月の刊行予定

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