講演日 2014/11/13 (木)

安冨 歩
やすとみ あゆむ

東京大学東洋文化研究所 教授


講師略歴
1963年 大阪府生まれ。
1986年 京都大学経済学部卒業、住友銀行勤務
1991年 京都大学大学院経済学研究科修士課程修了
1993年 京都大学人文科学研究所助手
1996年 Visiting Research Associate, London School of Economics and Political Science,
      the University of London. (~1997年)
1997年 「「満州国」の金融」で博士(経済学)、京都大学
1997年 名古屋大学情報文化学部助教授
2000年 東京大学総合文化研究科助教授
2003年 東京大学情報学環助教授
2007年 東京大学東洋文化研究所准教授
2009年 東京大学東洋文化研究所教授

講演内容
「ドラッカーと論語:未来を切り開くマネジメントの思想」

ドラッカーは、経営者にとっての「聖人」ともいうべき思想家である。そして孔子は、まぎれも
なき、東アジアの「聖人」であり、同時に、日本の経営者に広く尊敬されている。ドラッカーの
『マネジメント』と『論語』とは経営の「聖典」とされている。そして聖典にふさわしく、めったに
読まれない。
この講演では、彼らの思想を「フィードバックを通じた学習」という観点から、統一的に理解す
る試みを行う。そこから、現代の困難に我々が挑戦するための思想的基礎が得られるはず
である。


■ この講演にご関心をお持ちの方へ ― 時を越えた思想に学ぶ ―
  ・10/3(金) 伊丹 敬之氏 「孫子に経営を読む」
  ・11/4(火) 松山 大耕氏 「禅とグローバリゼーション」

主要著書
「満洲国」の金融』創文社、1997年 ※第40回日経・経済図書文化賞受賞
貨幣の複雑性 生成と崩壊の理論』創文社、2000年
複雑さを生きる やわらかな制御』岩波書店(フォーラム共通知をひらく)、2006年
ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛』(共著)、光文社(光文社新書)、2007年
生きるための経済学』日本放送出版協会(NHKブックス)、2008年
経済学の船出 創発の海へ』 NTT出版、2010年
生きる技法』青灯社、2011年
原発危機と「東大話法」 傍観者の論理・欺瞞の言語』明石書店、2012年
生きるための論語』筑摩書房(ちくま新書)、2012年
幻影からの脱出 原発危機と東大話法を越えて』明石書店、2012年
もう「東大話法」にはだまされない 「立場主義」エリートの欺瞞を見抜く』講談社
 (講談社+α新書)、2012年
超訳 論語』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年
合理的な神秘主義 生きるための思想史』(叢書「魂の脱植民地化」3)、青灯社、2013年
「学歴エリート」は暴走する 「東大話法」が蝕む日本人の魂』講談社(講談社+α新書)、
 2013年
原発ゼロをあきらめない 反原発という生き方』(共著)、明石書店、2013年
ジャパン・イズ・バック 安倍政権にみる近代日本「立場主義」の矛盾』明石書店、2014年
ドラッカーと論語』東洋経済新報社、2014年
誰が星の王子さまを殺したのか モラル・ハラスメントの罠明石書店、2014

推薦図書
ドラッカーと論語』安冨歩著、東洋経済新報社、2014年

推薦サイト
http://eris.jp/ 音楽雑誌エリス | 音楽は一生かけて楽しもう